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2020-06-29

【厳選】お料理始めます!揃えておきたいず〜っと使える調理道具

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この記事では、一人暮らしを始めて自炊ができるようになりたいからこれからお料理を少しずつ覚えよう、でも一体調理道具は何をどんなメーカーのいくら位の物を揃えれば良いの?

と右も左も分からない方向けに、一度買ったら末長く使える調理道具を長年様々な物を買っては失敗し、を繰り返してきたミニマリスト系料理家の私が厳選提案します。

大体揃っているよという方も、何か発見があるかもしれません。

全体としての傾向は、百均や安価な物には最初こそ手を出さないということ。確かに、数倍の値段で売られているほぼ同じような道具が百均ショップにも売っています。

ですが経験上ぱっと見同じに見えても、いざ使い始めるとすぐ壊れたり、微妙に使いづらいものの方が残念ながら圧倒的に多いです。(今まで百均に費やした金額で私は高級鍋がいくつ買えるだろうか。)

中には百均にしかない素晴らしいアイディアグッズもあるのですが、それはまた別の日に。

なるべく専門の調理器具メーカーか、もしくはここ数年私が辿り着いた料理家さんがプロデュースした調理器具も考え抜かれていておすすめです。

肉は肉屋で、魚は魚屋で買った方が良い物が手に入るのと同じ原理です。

 

以下紹介するものは私がよく使う楽天市場 or Amazonのリンクとなっており、より安いか納期が短く注文がしやすかった方で記載しています。

それでは少しばかり長くなりますが、1つずつ紹介していきます!

(少しばかり‥?笑)

これだけは外せない

三徳包丁

包丁にも色々な種類がありますが、まずは肉、魚、野菜全ての切るバランスが整うよう設計された三徳を1本買いましょう。刃渡り16〜18cmのもの。

更に言うと刃と柄が一体になっている方が洗う時楽でなおかつ衛生的です。

現在レッスンでも使用しているものは平野レミさんプロデュースのこちらです。

前にレビューも書いています。【自腹購入脚色なし】クロの包丁、口コミ。家にある刃物類を職人に研いでもらった結果。

グローバルもおすすめ。

予算オーバーだよという方は安定の貝印から出ている関孫六でいきましょう。

包丁は切れ味が大切です。悪い物を使うと何より危ないし、自分が料理下手な気がしてつまらなくなります。

定期的に研ぐこともお忘れなく。実は私が日常使いしている研ぎ器は今のところ百均です。スーパーとかにたまに来ている、研ぎ屋さんにお願いするのも効率が良いと思います。

キッチンばさみ

時に包丁の代わりにもなるキッチンばさみは、料理の強い味方です。やはりこれも貝印で。現在使用しているものは、約15年前に買ったものですが現役です。先日研いでもらい切れ味が復活しました。良いものは長持ちします。

なかなか買い直す機会がないけれど、もし次買うならこれが気になっている。ある捌く系ユーチューバーが使いながらいつも大絶賛しているのだ。

まな板

もしもあなたが、そこまで広くない台所なら直径25cmのこちらを強くおすすめします!うちもこのサイズ。

この丸いまな板は大ヒット商品で、栗原はるみさんご本人がいつも料理番組で使われているし、息子の心平ちゃんも男子ごはんで使用。

くるくる回して使えるので、色々な食材を同時に下ごしらえする時にわざわざお皿に移し替える必要がなく、最高に便利です。

30、35cmもあるので台所の広さに応じて買ってくださいね。

あ、ただひとつ難点があってこのまな板は滑りやすいので、使う際は下にタオルか百均等で売っている滑り止めシートを敷いた方が良いです。

【深めの】フライパン

特にフライパンは良い物をおすすめします。安い物だと1年くらいで焦げが目立ちダメになります‥。良いものはその2〜3倍の期間もつので結果コスパ良いです。(もちろん日頃の扱い方にもよりますが。)

こちらは10cmくらいの深さがあるタイプなのですが、これ1つあれば炒める、揚げる、煮る、茹でる、もう万能です。

最初はこのタイプが1つあれば、大体の料理に対応できることでしょう。少し重いのが玉に瑕ですが、安定感があるので滑りにくいというメリットもあります。

あとは高さがあるので油はねも抑えられるところも地味に高ポイント。

狭いキッチンだと鍋系の大きさは直径25cmくらいまでが限度ですかね。。コンロの幅や洗う時のシンクの大きさも考えると。なのでうちはこのフライパンでギリギリ限界突破してます。笑

その分一度に作れる料理の量も限られてはくるのですが、1〜2人分なら余裕です。

片手鍋

別名ミルクパン。直径15cm程度の小さめがおすすめ。ちょこっと野菜を茹でたい時、ささっと1人分のスープを作りたい時。そして私はこれで揚げ物もしちゃいます!

狭めの2口コンロでは、大きい鍋だと並べきれず同時調理が難しいんです💧そんな時にこの小ぶりな片手鍋があれば夢の同時調理が実現できます。

このはるみさんの鍋の良いところは、汁切れが抜群なところ。内側に目盛りが書いてあるところ。料理をする上で、小さなことだけど効率アップに繋がる部分です。

鍋蓋

これ。落とし蓋はアルミホイルでも代用できるけど、1つしっかりした物は蒸し焼きの時に必要です。数時間仮保存する時にも使えます。

うちは今IKEAのやつを使っていますが(何の気なしに買ったが珍しく当たりだった)、必要条件を満たしたもので探したところ、こちらなんかが良いですね。

・ガラスになっていて中が見えるもの。料理中の目加減に欠かせない!

・蓋に段差が付いていて、何種類かのサイズに適応できるもの。そして鍋にきちっとハマるもの。

・あとは取手やスタンドが小さめ、折り畳みできるものが扱いやすい。鍋蓋は置き場所に困る道具の常連ですから。

菜箸

私は長年これを使っています。先がシリコンタイプで滑りにくい。そしてなんといっても特徴的なのはプチスプーンとフォークが反対側に付いているということ!

これが何気に使い勝手良好なのです。

豆板醤をちょっとすくって入れたいとき、フォークでジャガイモの茹で加減を確認したい時。箸では掴みにくい物をすくったり。

小さくて細いので、このスプーンしか入らない瓶とかもたまにありもう手放せません。

でも麺類なんかは木製の方が掴みやすいので、好みです。木製はすぐに洗って乾燥させていないと、気付くとカビが生えたりするところが難点かな。

木べら

初めのうちは、木べらをフライ返しとして使っても良いと私は思うんです。初期投資にも限界があるし。木べらのような平たい道具は、料理をする上でどうしても必要になってきます。

細かい野菜やひき肉を炒める時、あとはだし巻き卵とか魚を崩さず盛り付けたい時などにないと不便。

お玉

お玉も必須ですねぇ。レッスンでは無印良品のものを使っています。大事なのは、お玉の中に目盛りが付いていること!これも嬉しいはかどりポイント。

これは注ぎ口も付いているのできっと使いやすいです。

あとは、大家族とかでない限りは上記くらいの大きさのお玉が一番使いやすいです。

昔、こんなものかな?と思って買ったお玉が家に帰ってキッチンに置いたらやたら大き過ぎることが分かり、結局買い直したことがあります。

直径18cmのボール

これから紹介するボール&ザル。つい一度にサイズ別で何種類か揃えたくなるんです。でもね、他に大きめの食事用の器とかが必ずあるので何かしら代用できます。

ひとり暮らしやお料理し始めの頃、3品も4品も一気に作ることって考えにくいです。

物というのは、あればあるだけ管理する手間がかかるので、少ない方が断然労力も頭の中もスッキリします。増やすのは後からいくらでも、簡単なもの。

まずは慌てず騒がず、良質なものを1つずつご購入ください。それが一番の近道です。

例によってこちらも内側に目盛り付き、そして汁切れ良好。

大きさもこれまでの経験上18cmがベターかなぁと。15cmも使い勝手が良くて好きなのだけど、今のところ常備していません。(もっと広い台所だったら多分買うレベル)

持ち手付きのザル(ボールと入れ子になる大きさ)

そんな訳で上記ボールとセットになります。持ち手と、足付きがポイント。シンクにべったり付かないのですこぶる衛生的。高すぎないので安定性もあり。

持ち手付きは水切りをする時に便利です。なくてもいいんだけど、麺類を上げる時熱湯がボールにかかっているので、持ち手がないと結構アチアチなのです。

初心者さんこそ持っておきたい

これらは一見すると必須には思えないかもしれません。ですが個人的には初心者であればある程、スタート地点から持っておきたかったと思う物たちです。

計量スプーン、カップ

【計量スプーン】大さじ、小さじ各1本ずつ。計2本

・両端に2種類付いてるものではなく、1本ずつ分かれているもの(どちらも料理中何度も使うので、分かれていた方が洗い物含め手も汚れず使いやすい)

・調理中の熱いお鍋や、深めの袋にも差し込めるように柄がある程度長いもの(約14〜5cm)

・1/2量のところに線が入っているもの(よく半量分のスプーンもセットになり4本とかで売っているが、本数が多過ぎて初心者さんは逆に大変。←実体験済み。)

‥うちでは計量スプーンも無印なのですが(名品!)、残念ながらAmazon、楽天で取り扱いがないので代用品のリンクを貼ります。これも良さそうだなぁ。

【計量カップ】

・透明でとにかく視認性が良いもの

・持ち手はあってもなくてもOK

キッチンタイマー

是非とも機能的なものをご購入ください。おしゃれで安いものはいくらでもあるのですが、ちゃんと防滴であったり、個人的には10分毎のボタンが嬉しいです。煮物とか時間のかかるパスタを茹でる時、案外10分以上測りたい時があるからだ。

タイマーの重要性についてはレッスンでお伝えしていますが…

”しんなりするまで””緑が鮮やかになったら”という表現そのものが、初めのうちはピンと来ないものです。その為私はいつもできる限り時間でお伝えするようにしているし、そういうレシピ本も実際多いです。

とにかく最初は測りましょう!!!感覚を身につけるのは、そのあとです。正確に言うとその繰り返しによってのみ、あとから感覚がちゃんと付いてきます。

はかり

こちらも同様に。例えば小さめのナス1/2本と、大きめのナス1/2本ではかなりのg数が違います。そうなると体積に合わせて調味料の量も変わってきます。

それに気付かないまま調理を進めると、あべこべな味になってしまう落とし穴。

親切なレシピ本だと、そういう変化が大きい食材の場合カッコでg数が書いてあったりします。そういう時は迷わず測りましょう。

どんどんどんどん測って、五感を磨きましょう。

トング

トングなんて、バイキングレストランに行った時くらいしか使わなかった昔の私。。しかし、料理中これがあると箸ではにっちもさっちもいかない時に颯爽と解決してくれる。特に盛り付けの時でしょうかね。

あまり大きなものはオーバースペックなので、全長20〜25cmくらいの小さめで大丈夫。テフロン加工を傷つけないナイロン製でお願いします。

忘れがちな消耗品系マストアイテム

あまりに基本的なラップ、アルミホイル、食器用洗剤などは省略しています。つい後回しになりそうな、でも是非最初から手元に置いておきたいマストアイテムたちです。

キッチンペーパー

当然‥でしょうが私はなぜか忘れがちでした。今はこんな素晴らしい商品があります。もうこの3倍巻き以外考えられない。通常の1枚の半分サイズに切り込みが入っているのも最高に使いやすい。

1枚じゃ多いんだよねって時が意外とある。

リネンタオル

実家ではいつもガソスタとかでもらった綿のタオルだった。それがもう何週間同じか思い出せないほど使い続けられていた。そんなスタンダードの中育ってしまった私は、様々な家庭の文化に触れ自身のスタンダードが決してスタンダードではなかったことを知り最終的に行き着いたキッチンタオル。

リネン。

乾きが良くて丈夫で可愛い。何枚集めても次に控えてる柄も大好きだから洗濯が苦じゃなくなる。

手拭き用、食器拭き用に使っています。

キッチン周りや机を拭くタオルはすぐに汚れて臭ってしまうことを嫌という程知っているので、割り切って全てキッチンペーパーを使い捨てています。

電子レンジ対応の密封袋

最初は王道のジップロックを使ってみてください。実は百均のフリーザーパックも優秀なのだけど、本家には敵わないことを知ると次は使い分けができるようになります。

こちらはM。

Lサイズのイージージッパーも重宝する。

タッパー一式

これも名品だと思う。スクリューロック、素晴らしい商品。汁漏れ?どこの国の言葉ですか?

またこの大きさチョイスセットも最高。お弁当にもなっちゃう。

しかしプラスチック容器は、油汚れが落ちにくいこと、におい移りが激しいことが難点。それを補う為にはこちらも是非。

ガラス製なので油に強いです。私はよくドレッシング系を入れるのに使います。またこの商品は蓋をしたまま電子レンジもOKという優れもの。

これだけあれば、怖いもの無しです。

息切れしている

ここまで読んでくださった方。ありがとうございます。書いている本人は、普段あまり喋らないので激しく息切れをしております。

調理グッズ愛用品にも熱い想いがあるので、なんとここまでで6千字を余裕で超えております。

本当はこの先にごちゃまぜ番外編やあと一歩お料理上手に近付くためのアイテムもピックアップする予定でした。

やめておきます。

次回持ち越しで。→【続】お料理始めました!料理がも〜っと楽しくなる有能な調理道具

再度になりますが、この記事に掲載した商品は私が苦節15年、信じては裏切られ何度も涙を飲む中ようやく辿り着いた本物の愛‥いえ、本物の調理道具たちです。

1mmでもあなたのお役に立つことを願って、筆を置きます。

P.S.大切な生徒様へ

くどかったと思いますが、以上が初めてさんに持っていて欲しい調理道具になります。ご検討くださいませ。

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