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2023-10-05

大切なものは目に見えないから耳を澄まして醤油ラーメン

先月初めて赴いた近所のラーメン屋さん。いつもお昼は数人並び、夜は「満席」の札が下がる。この近辺に越してから、ずっと気になっていたお店。

昨日で既に3回目の来店。

私が最も惹かれているのは、味、スタッフの方の内側からじわりと伝わってくる、お客さんを大事に思っている心、ではなく、

そこに集まってくるお客さんたちだ。

こじんまりしたお店ということもあるだろうが、皆一様に、食べ終わると

「ごちそうさま」。

「美味しかったです」。

昨日は隣に座った方が、食べる前に麺の前でさっと手を合わせ

「いただきます」。

一人客が多い中、こんなにも全員がきちんと食事前後の言葉を発しているお店には、なかなか出会わない。

起きて仕事して、会話して買い物して平凡に暮らしているだけでも、予期せぬ物事や信じられない出来事に襲われることは珍しくない日常。

人として当たり前のことをしている空間。それに触れると、私は原点に立ち返る。

たとえ、どんなに嵐の中にいようと自分の核となる部分は守れる人でいたい。

なんならそれさえできていれば大丈夫。

美味しいものを食べている間だけは、無になり味覚を楽しみ、作ってくれた人に素直にお礼を伝える。

そんなことを繰り返していく。

これはゴマつけ麺。

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