2018-11-27
ていねいな暮らしがしたい訳じゃない
かといってズボラな生活がしたい訳でもない。
その中間「ふつう」の生活。ノーマル、ニュートラル、普遍的な。
家事が崩壊した家庭で育ったせいかそういう生活への憧れが人一倍強い。当たり前のことができることの難しさ、貴重さを知っている。
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最近
この辺りがヒットしている流れはまさに私の目指す生活を代弁してくれている。有名料理家を以ってして代弁、とは上から目線ですが…他意はございません。
物も情報も溢れているからこそ、こういう原点に立ち返る流れはきっと必然なのだろう。ほんと、溢れ過ぎだよね。
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ていねいな暮らし、それもまたひとつの支流ではあるけれど
なんでも1から手作り、毎朝4時起き、毎食一汁三菜、毎日が感謝でいっぱい、スキンケアはオーガニックスクワランオイルだけですとか、そっちになりきれない人も当然のことながら存在する。
ほんだし上等、ポテチ大好き、昨日は2時に寝て今朝は12時に起きました。百均行ったら「お探しの商品がない場合はお気軽にお尋ねください」ってアナウンス流れてるから店員に聞いてみたら、邪険な対応をされちょっとだけ切なくなりました。なんだかんだデパコスはテンション上がります。猫がトイレの度に雄叫びを上げます。
といった具合の他愛のない瑣末な日常が案外好きだ。
肩肘張らずに家庭料理を学べる場があっても良いと私は思っている。ふつうに暮らすだけでは不十分だなんてそんなことない。猛烈に好きなことや、やりたいことがないからって輝いてないなんてことない。
ふつうであることは尊い。そのことに気付いていないとこのキラキラした世の中に、あっという間に惑わされ見失い焦燥感に襲われるだろう。
ふつうは尊い。
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