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2019-12-20

⑤女ひとり旅【6泊8日パリ・ニース・バルセロナ】それは恋に似ている。存在と時間が本物であることを証明するとき

昨夜遅くにバルセロナ入りをして、翌朝の朝食から再開します♪

▼冷静な気持ちで写真を見返すと、普段より明らかに食べ過ぎていることに気付きます。笑

ここのホテルが一番美味しかった!マッシュルームのマリネがとにかく美味しくて、何度もおかわりしてしまいました…。ドリンクバーには朝からCAVA(カヴァ:スペイン、カタルーニャ地方で生産されているスパークリングワイン)が冷やされていて私は楽園に来たのだなと実感。もちろん飲みました🍾

ゆうに100人は入るだろう大きな朝食会場。辺りを見回してもひとりで宿泊している人は0のようでした。ファミリーが多くさすがの私もちょっと肩身が狭かった。まぁ気にしませんけど!!

▼昨夜は即寝だったのでお部屋の写真を改めて。この右側に広め・リフォーム済みのバス&トイレ。大きめのスーツケースをガバッと開けられる棚が地味に高ポイント。

さてこの日のプランは、昼間は現地在住日本人ガイドのバスツアーでバルセロナの主要観光地を巡り、夜はまた違う会社が主催している、これまた日本人ガイドによる旧市街歩き&バル巡り。長い1日になりそうだ。

▼ツアーの集合時間が朝早かったので大急ぎでホテルを出たところの写真。道路には人も車もなぜか全然おらず、不安になるくらいガラッガラだった。

スペインは夕方からバルでちょいちょい飲み始め、ちゃんとした夕食が21時とかなのでみんな朝はゆっくりなのかなぁという印象。

▼バルセロナ凱旋門が集合場所。ホテルから徒歩20分くらいだった。歩きながら撮ったので酷い構図ですみません

1888年の万博に合わせて建設された赤煉瓦の凱旋門。パリのそれよりも小ぶりだけど、近くで見ると1つ1つの装飾がとても綺麗でした。

風の強さが威厳を後押し、モンジュイック展望台

その日の参加人数は夫婦が3〜4組、ひとり旅の女性が私の他に1人。特に話はしなかったけれど、時を同じくしてバルセロナを旅しているひとり旅の人がいて嬉しくなった。同じツアーに入るのもすごい確率だよなぁなどと勝手に感慨に浸りながらツアーバスに乗車。

向かうは「モンジュイック」という名前の丘。小高いので大昔から街を守る為の戦略的要所とされてきた場所。お城や要塞がある。

▼眺望抜群!ばかでかい船が停泊していた。博多港では見られない、長崎港にいそうなビッグシップ。(九州住みの方には伝わるかな?笑)

この日はものすごい強風で、普段は丘の頂上まで運行しているケーブルカーが運休になっていた。時間の関係上お城も要塞も見れずちょっと残念。丘をある程度散策し景色を満喫。

▼3mくらいの高さがある、大きなアスパラみたいなものが生えていた。初めて見る、何!🌵

▼バスはベンツでした。新しくて乗り心地も良く、乗っているだけで観光地を巡ることができるのでツアーはなんだかんだ言いつつも楽だし効率が良いね。。

旅の全てをツアーにするのは拘束されるので人によっては窮屈。私にはところどころツアーを取り入れるスタイルが合っていた。特にひとりだと、人と群れる時間や日本語を話せる時間が極端に少なくなるので、精神衛生的にもたまにそういう時間を確保できて良かったように思う。

ただ、ひとり旅が長くなってきたり旅慣れてしまったら必要がなくなる予感はビシビシする。笑

異世界感がある圧倒的存在、サグラダファミリア

ついに私もかの有名な、世界文化遺産のサグラダファミリアへ!TVや本で見る何倍も存在感があった。言葉で表現するのが難しい。ただものではない感。歴史ある教会や史跡に漂う厳かなそれとはまた違った意味合いを含んでいる空気感。

カトリックの一教会ではありつつも、やはり建築家であるガウディが手掛けたからこそ纏える存在感なのかなぁと素人ながらに思った。

▼1882年から今この瞬間も絶賛建築中。(2019年で137年目😲)

でもこれもあと約6年後の2026年に完成予定だとか。ほんとかなぁ

ものすごい観光客の数だった。人の多さにも驚き。

外観に見ることができる彫刻は、キリストの誕生から最後の晩餐、磔刑までを描いたもの。細部に至る1つ1つに見応えがあり過ぎて、数時間でどうこうできるものではないなと思った。ちゃらっと見終わることすら申し訳なくなるような。

この彫刻に日本人の彫刻家、外尾悦郎さんという方が携わっているのだ。今調べてみたところ福岡市出身だった。携わるどころか堂々の専任彫刻家ではないか。京都芸大を出た後から、サグラダファミリアで彫っているとのこと。すごいなぁ

今回はツアーなので、優先入場口のようなところから割とスッと入れたけど、当日一般入場口は世界中から集まった人、人、人で長蛇の列だった。

中に入ると外からは想像もできなかったような世界観が広がる

外はいかついけど中に入ると包み込むような優しい感じ。ガウディは、森の中を表現したそう。

教会内にはなんとエレベーターがあって、塔の上の方まで登れます。遠目で見ていた果物オブジェが目の前に!

そしてバルセロナの街が一望できる

近くで見ると十字架もかなりの大きさ

造ってるよ〜〜

鮮やかな発色

そうして一度午前の部のパーティーは解散。上に登るのもオプションで料金加算されるので、登らない組もいた。午後の部に参加するかも事前に選べるツアー。

私は参加するので、午後の集合までに各々ランチを済ませることになる。

通りすがりでもアンテナに引っかかること間違いなし、カフェランチ@ZED(シード)

ここも日本で調べておいた、サグラダファミリアから徒歩10分もかからない場所にある「ZED」へ。スペイン語で「種」という意味。

大通りから一本入った道に構えるこじんまりしたカフェといったところ。これは通りすがりでも絶対入っていたと思えるそそられる雰囲気。

メニューは英語表記もあったので助かる。

イベリコ豚と卵のソテー的なものを頼む。旨!カタルーニャ地方で絶大な人気を誇るというモリッツビールと共に…。嗚呼、幸福。。

グエル公園に恋をする

ランチを済ませ、午後の集合場所へ行く途中イベリコ豚加工肉専門店を発見!つ、吊るされてる〜〜😂

日本でも本当に好きな人やこだわりのお店にはあったりしますよね。。でも大体1塊とかなので、こんなに大量に吊るされてる光景はもちろん初めて見た。ひとり心の中で大興奮。

▼買って帰れないのが悔しすぎる〜。味見だけでもしたかった!しかし集合時間が迫る。目尻に滲む涙を拭いながら足早に去る。。

グエル公園:簡潔に説明(wiki参照)…世界文化遺産。施主のグエル伯爵とガウディの夢が作り上げた分譲住宅で、1900年から1914年の間に建造。ふたりは芸術センスにおいて意気投合し、自然との調和を目指した総合芸術を作り上げようとした。

この頃、バルセロナでは工業化が急速に進んでおり、それに対してガウディとグエルはこの場所に、人々が自然と芸術に囲まれて暮らせる、新しい住宅地を作ろうとした。(60軒の造成予定だったが、買い手がつかず結局2軒で終わる。)

お恥ずかしながらこの公園のことはツアーが決まるまで全く知りませんでした。でもガイドさんの説明で経緯を知り、すごく私も共鳴できるビジョンで、もし私が同時期に生きていたら絶対に住宅を買いたいと思いました!(買っていたら今頃億万長者…🤤笑)

その時周囲に全く理解されなくても時代を超えて注目、評価されるものには慈しみのようなものを感じる。

即座の富と名声を追い求めた結果ではないことを存在が証明しているので、本当の本当に「本物」だなぁと思うからだ。あり得ない!と一蹴されたり、こんなのダサいよ。と吐き捨てられたりするのをじっとただ聞いて、今の世界遺産に至るのだ。かっこいい。しびれます。

▼曲線、タイルの遊び心。グエル公園に散りばめられているタイルには、割れたお皿等が使われています。建設費不足なんかではなく、当時は到底理解されなかった今で言う「リサイクル」の概念👏

▼昔ネスカフェゴールドブレンドのCMでも使われた?回廊(サグラダの外尾さんも出演されていたらしい)

この場所は車庫の予定だったそう。斬新すぎる。

▼トカゲの噴水。ひっきりなしに写真撮影されていた。トカゲて。でも嫌いじゃない。

▼階段やテラス以外は砂地で、固いといえど風も強くとにかく砂埃がすごかった。。サングラスとマスクか口と鼻を覆えるストールがないとキツい。

この一帯が完成し街として循環していたら、まさに理想郷だっただろうね。

もう好きとか嫌いとかじゃない、カサ・バトリョ

お次は市街地に戻りカサ・バトリョを見学。

カサ・バトリョ:世界文化遺産。1877年にガウディが建設した5階建て(+地下室)の建物。大繊維業者バッリョーの邸宅だった。(wiki参照)

行く途中の街並みにもガウディの息吹が。

▼タイルの模様や

▼街灯もデザインしている!

そしてカサ・バトリョ。こちらもものすごい入場者の列でした。。

写真を撮り忘れましたが、ここでもパリ・ルーブル美術館と同様にニンテンドーDSで邸宅説明がありました。DSのカメラを邸宅内のデザインされた窓や木枠へ向けると、そこから3Dでボワボワとアニメーションの仕掛けが浮き出す仕組み。

詳しくはネタバレ?になるので控えますね。笑 すごく面白かったです。

▼首尾一貫して曲線、自然モチーフ。

▼中には吹き抜けが。なんとこれは海の中を想像したデザイン。気泡にも見て取れる装飾、そして(写真では見づらいが)壁の色が上にいくほど濃い青になっている!窓も上の方が小さい設計だよ

ガウディが本気で楽しみながらお仕事していたのが、私にでも分かる😂

▼吹き抜けの上部分。確かに濃い。

▼途中の窓。本当にこういう歪んだ木枠とガラスなのです!こんな感性を持つなんて‥ガウディさん、どんな人だったの。

個人的には余計なものは全て削ぎ落とした機能美のようなものの方が好きだけど、言わずもがな芸術には色々な表現がある自由なもの。

観る側も「好き」だけではない色々な受け止め方があり自分の中で化学反応があり、影響を受けるものです。

 

カサ・バトリョの一番上の階でツアーは解散。あとはご自由に降りてねって感じでした。

さっきまでなんとなく一緒に行動を共にしていた日本人たちの姿が、ひとり、またひとりと見えなくなり、私はまたひとりに戻りました。辺りを見回すとアジア人と言ったら大体中国人風の人たちだけで、肌の色も話す言葉も全然違う人たちの中に紛れる。埋もれる。

ひとり旅に慣れてきたところだったけど、なんとなくまた心細い気持ちに。でもここはキリッと気持ちと表情(海外ひとり旅では防犯の意味で表情大事かも)を引き締め、自分で練った次の楽しく大切なプランに向けてカサ・バトリョを後にしました。

 

つづく。残すところあと1話!夜のTapas巡りと、料理講師がバルセロナで料理教室に参加編✨2019年もあと10日‥年内完結がんばります🤣

▽最初から読む

①女ひとり旅【6泊8日パリ・ニース・バルセロナ】旅立ちのワケと常識を押し付けたくないなの話

②女ひとり旅【6泊8日パリ・ニース・バルセロナ】ここにいる理由。恐怖と不安の先にある最高の景色

③女ひとり旅【6泊8日パリ・ニース・バルセロナ】忘れかけていた自分の原点

④女ひとり旅【6泊8日パリ・ニース・バルセロナ】自分が考える100倍は、世界は広く自由。

▽つづき・ついにフィナーレ←年内無理で結局2020年1月に書きました。笑 どうぞ最後までお付き合いください。

⑥女ひとり旅・最終話【6泊8日パリ・ニース・バルセロナ】大抵のことは何とかなります。命に関わらない限りは。

▼内緒だよ。

フランス・スペインひとり旅の裏話




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