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2019-11-01

なんにもない、が魅力。まだ知られざる猫の島「姫島」@福岡糸島

先日牡蠣小屋の記事を書いたが、この日の主目的は「姫島」へ行くこと。福岡県西部、糸島半島からおよそ4km先の玄界灘に浮かぶ、全周約4km 人口約150人の小さな島だ。

相島との比較

なぜこの島を知ったのかは長くなるので割愛するが、全国的いや最早世界的にも有名な「相島」(大きさ、人口共に姫島の約2倍)の方へは昨年行ってきた。その時はもちろんとても楽しかったし、猫にも出会えて島気分も味わい素敵な小トリップだった。でも、率直な感想としてはこうだった

・猫より、観光客が多いのでは…(中韓国人も含め)

・なんだか猫ちゃんたちが、毎日たくさん押し寄せる人間に疲れているような、興味がないような…

・オシャレなカフェもありけっこう商業化されてるかも

徹底してどの路地にも「エサやり禁止」の文字があり、見るか、触るか、遊ぶかをすることになるんだけど、その日はちょっと暑かったせいもありあまり仲良くすることはできなかったのだ。

それに比べると姫島は、上記に挙げた3点全てが真逆だった。人はまばら、猫は呼ばなくても寄ってくる、なーーーんもない。笑

姫島へ行ってみよう

島には1件だけ「シーガルショップ」という商店がある。ここは想像よりも品揃え豊富だった。私の青森にある祖父母家の最寄りにあったスーパーより色々ありましたよ。て分からないか。笑

私は地球に住む全ての猫に幸せになって欲しいので、エサやりに関してはけっこうナイーブです。無責任にあげることには反対だけど、でも大きい声では言えないので小声で言うと、可愛い野良ニャンを見るとちょっとでも生き延びれるようにカリカリあげたくなる…

なので少々回りくどい表現があるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。

ということで、牡蠣小屋でたらふく食べた後船に乗り込み、約15分で到着。お昼前の船で、乗船人数は5人くらい。土曜日です。(相島は乗る時も大行列で軽く100人はいるんじゃないかという人数だったなぁ)

TVがあり外の風景には飽きている地元民も退屈しないね

けっこう飛ばす

見えてきた、あれだ!

お邪魔しまぁす。

港を抜けたら左へ。公民館を右に見やり歩を進めると…

第一島猫発見😊

2匹のうち1匹は臆病さん。もう1匹はノリノリで触らせてくれました。

後に知ることになりますが、手前の子は「アビちゃん」という名前

家からニャン飯を持ってくるのを忘れるという失態を演じたので、とりあえずシーガルショップへ行ってみることに。すると…付いてくるではないか!😚

道すがらまたいた。

いる、

いるいる。

ここにも!

わぁーーー!!!(心の声)

私たちがわきゃきゃ触ってると、どこからともなく集まってくる猫たち。(猫にしてみたらゴハンもらえそう!ってところなのでしょうが。笑)人に触られるのに抵抗がないオープンなコと、臆病で逃げ腰系のコは半々くらいといった印象。

ねこねこハーレム

どんどん集まってきてしまい、こちらもだんだん申し訳なくなってきたので、一旦この場を立ち去りショップへ向かいます。この時もわさわさと付いてきました。

到着した店内には煮干しが500gくらい入った大きな袋がたくさん売られていました!これって完全にニャンエサを想定していますよね…。島内にエサやり禁止等の文字は一切ありませんでした。私が見落としているだけかもしれませんが。。

店内を色々物色していると、店の前でたむろする猫たちが…笑 待ち構えられている…

ビニールをカサカサ振ると、ぶわぁ〜!と猫たちが寄ってきます。圧巻。

みんな小走りで集まってきます

トコトコ

わらわら

ニャァ〜〜ニヤぁぁああぁ〜〜〜〜〜あちこちから(早くメシくれ)コールが鳴り響き出す。

猫ちゃんの数が多過ぎるからか、小競り合いをするコがいたり、持ってる袋からちゃっかり直食いするコがいたり、手に持ったままあげないと引っ掻いたり噛んできたりとまぁ大変。笑

手が傷だらけになりました。猫慣れしていないと怖いくらいかも。

正確には分かりませんが、最終的には30〜50匹近くいたように思います。そして、島の子供たち3人も私たちの仲間に加わり、みんなで猫祭りしました。笑 

猫の名前はその子供たちに教わりました。みんな純真そのもので、子供たちの方から「こんにちは〜」と挨拶をしてくれました。とほほ、大人が恥ずかしい💦

子供たちの話では、この中には普通に家でも飼われてる猫もいるということ。エサあげても大丈夫?と聞いたら「うん、大丈夫だよ。」とは言っていました。公民館から覗く方たちにも何も言われませんでした。

この島は釣り人に人気があるようです。釣り目的の人たちは、朝一の船で来て午後便で帰るそう。なので堤防にいる釣り人の隣にも何匹か見かけました。釣れたお魚もらえるんでしょうね。なんてのどかな風景でしょう。

風と波、魚と猫

姫島はすごく静かな島でした。本当に文字のごとく、風や波の音以外無音なのです。この感覚は私にとってはものすごく新鮮で、今一番求めている音だなぁと思いました。

ほとんどの島民が漁業に携わっているようです。歴史に疎く説明が雑破で恐縮ですが、幕末の動乱に関連する歴史も、この島には刻まれているようです。

今の時代にあって「なんにもない」余白の空間を探すことの方が難しい。矛盾しているようだけれど、この姫島の記事を書くことも実は少しだけ迷う気持ちがありました。まぁ、世間への影響はノミくらいのものだけれど。。

なんにもないことがこの島の魅力だなと感じたので、相島のように商業化されることもまた、私的には複雑な気持ちになるのです。

私のような猫好き客は、島の日常生活にお邪魔させていただきに行く感覚を忘れたくないと思います。

 

いつまでも平和でのんびり、たまにやってくる猫好きに時々ゴハンもらったりして、釣り人たちの癒しを与える猫ちゃんたちが幸せであることを、心から願います。

そして姫島がいつまでも穏やかで美しい静かな島でありますように。




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