【洗い物がめんどい問題】水切りカゴ・マットなしのミニマリストが伝授。メンタルとコツの極意!
洗い物、嫌いですか?確かに面倒だけど、私は割と好きなんです。綺麗に片付くと達成感があります。洗い物をするときのメンタルアプローチ(大げさ)と、普段無意識でしたが観察すると洗う順番に規則性があるので、それらを余すことなくお伝えいたします。
この記事を読んで、食後の重い腰が少しでも軽くなりますように。例えば家事スキルがあまり備わっていない夫に、洗い物を頼む前に読んでもらっても効果があると思います。
Contents
この記事での洗い物シチュエーション
・水切りカゴ、水切りマットもなし
・洗う量は1人〜2人分
・写真の通り、シンクの広さは最低限
・シンク横のスペース(洗ったものを直置きする場所)は日頃からアルコール消毒をしている
まずはメンタルアプローチ3つ
① 料理は、洗い物までが料理です!
遠足は家に帰るまでが遠足です。メイクは、夜しっかりメイクを落とすまでがメイク。勉強は、復習するまでが勉強。イベントは、打ち上げでビールを乾杯するまでがイベント(ちょっとちがう?)。まぁとにかく、おんなじことなんです。
おそらく面倒で後回しにし過ぎてしまう方は、そもそも「料理」「食べる」という行為の概念に、「洗う」「片付ける」という工程がごっそり抜けているのではないかと推測しているのですが、いかがでしょうか。
作りっぱなしは無責任ですよ〜。
とは言っても、洗い物してる間って手は動かしていますが、頭の中はヒマですよね。。下記で述べるように洗う段取りを考えることは必要ですが、基本的にそこまで頭を使う作業ではないですよね。
私は当初このヒマな感じがちょっと苦痛でした。なのでよくやるのは「イヤホンで音楽を聴く」です。1人なら歌います。音楽に集中できるので、この曲はこんなに音の幅が広かったのか〜と発見があります。
② 洗い物の量を見て、「◯分かかりそうだな」と予め自分で労働時間を把握する
漠然とめんどいな〜と思うよりも、この作業には何分の時間を要する、と数字で理解していた方が取り掛かりやすいです。(大量過ぎると、20分また立ちっぱか…orzという時もあるけれど。笑)
例えば3分で終わりそうなら、その3分だけがんばれば後の時間は解放されて思う存分ダラダラできる〜💕と発想の転換をします。
③ ちょうど洗っているお皿や道具が、その時どんな料理だったかを思い出す・振り返る
1人の時はもちろん、2人分作った時は「このお皿に乗せて食べてもらった◯◯、反応微妙だったなー/好評だったなー」とか「このお鍋で煮た◯◯、ちょっと火入れ過ぎたなー」という感じで思い出すと、同時に良い振り返りと次回への反省に繋がります。
日々の料理を振り返る時間なんて、料理好きやそれを仕事にする人以外は、案外ないんじゃないでしょうか。相手の反応を思い出す時間も、新たな一面を意識できて良いですよ。
では実際に洗ってみよう
ある日の我が家のシンクです。この時は「豚肉と長ネギ&ミョウガのバター醤油パスタ」を自分の昼食に作りました。早く食べたかったので、バーっと作りガーッと食べたのでこのザマです。(朝飲んだコーヒーカップはおろか、前夜飲酒した時のコップ、ニャンコのごはん皿もそのままでした)
あんまり洗い物の数が多い時の写真で説明しても複雑になると思い、割とシンプルでかつよくある洗い物の状況で、効率の良い洗い方を説明します。
洗ったものを置くスペースを確保する
①豚肉が入っていたパックを、ニオイ防止とゴミ量縮小の為さっと洗ってからふたつに折って捨てる
②まな板と包丁を洗い、横スペースに置く(この時これだけすぐに拭いても良い;一番下になってしまうので)
③ザルを洗い、横スペースに置く
飲食店の厨房でも、大きなものから洗うという習慣があるそうです。それは、洗い場の中にいつまでも大きなもの(フライパンや鍋)があると、洗うスペースが狭いまま進行し洗いづらい為。
ただ一般の家庭や一人暮らしだと、油を使った鍋・フライパンはコンロにそのまま置いておくケースが多いのではないでしょうか。このスペースでいきなり油汚れ系を洗うと、他の全部に落ちた油汚れが行き渡ってしまうのでNG。
汚れの軽いもの&大きいものから洗います。
汚れの少ないもの→油汚れ系の順に洗っていく
④コップ類
⑤箸類
⑥パスタ皿
(⑦ニャンコのごはん皿)
で、一番最後にフライパンです。
いかに早く乾くように置くか
すぐに拭いて棚に戻す時もありますが、何時間か放置することの方が多いです。笑 だけど理想は早めに拭くことです。梅雨の時期は特に、水分が付いたままだと雑菌が繁殖しやすいので注意しています。
グラスなんかは水滴の跡が残ったまま乾くこと多々。すぐに拭き上げた方がピカピカです。
◆洗ったものを置いていく時の大原則◆
洗い物は引っくり返して置く:水分を下に落とす為
大きいものを一番下に置く:逆に小さいものから置いてしまうと、上に被せた大きなお皿によって空気が塞がり、全然乾きません(あまりに大きいお皿は、先にそれだけ拭く)
器の下にちょっとだけ隙間を作っておく:中も乾きやすい
・箸類は転げ落ちるのを防ぐ為、別口でわきに置きます
・フライパンはひとまずもう一度コンロに置く。
この後、フライパンだけとりあえず拭いて棚に戻し、コンロと壁面の油はねをザザーっと綺麗にしたところで、はじめてお料理が終了したことになります。
この量なら5分ちょっとで終わります。夕飯を作る前にこれらの洗い物から取り掛かる時のブルーな気分を避けるには、今ちょっと我慢して洗った方が、数時間後の自分の為になることでしょう。。
洗い物の極意、力説いたしました。家族の多い主婦の方や、親の洗い物の仕方を見ていた方々は、これらのことは息をするように自然とできているのでしょう…。
だけどやけに洗い物が億劫だったり、洗い物をもっと効率よくしたいと思う方には、良いヒントになると思います。是非取り入れてみてください♪
重要な追記(2019年8月)
かなり重要なことがこの記事には抜けていることにはたと気付きました。それは、洗い終わった食器類が、本当に綺麗になっているかチェックをすることです!
・つるつるか?
・ニオイはしないか?
この2つだけは、必ず確認してください。特に肉・魚系を扱った時は。あとは卵は乾くとこびりつきやすいです。ソース系、片栗粉を使った調味液あたりも注意です。
色々気に掛けることがあり最初は大変かもしれませんが、あなたの洗い物タイムが快適になることを願っています💯