【Mahalia】恋人が帰った日の夜のリビングか、あんまりお客さんのいない静かなワインバーで流れていて欲しい。
今日紹介するアーティストは、Apple Musicの自動おすすめ機能で知った。これは、好きな曲に♡ラブボタンを押せば押す程、その後好みに合いそうな曲を流してくれる機能だ。
何千曲とある中、果てしない地道な作業なんだけど「あーもう、好きっ」と思ったらここ1〜2年はよくポチポチ♡ラブを押していた。確かに日に日に精度は上がっている気がする。
(たまに「えっ?w」と思わず吹いてしまうような曲もあるけど、まぁそんなサプライズも楽しんでいます)
・Mahalia(マヘリア)
イギリス・レスター出身のマハリアは、2018年イギリスで、これからの活動が最も期待される女性アーティストの一人として認められYouTubeの新チャート「ワン・トゥ・ウォッチ」にも選出。
評論家たちが厳選する、BRIT賞のクリティックス・チョイス賞に選ばれた唯一のミュージシャンとなり、さらにBBCサウンド投票の最終候補者にまで残るなど、猛スピードで成長しながら歌手への道のりを歩んでいる。
-Warner Music Japan 公式ページより引用
現時点(2019.6月)で私が見つけた情報の中でお話しします。昨年のMSN記事内で、彼女のことを19歳、と表記し90年代後半生まれであるというインタビューが載っていたので、本当にまだ若い方のようです。
が、成熟というか果物で言う「完熟」したと言った方がしっくりくるような、芳醇でかつ最高にみずみずしい声。ちょっとハスキー、ちょっと幼い。私が最も好む女性ボーカリストの声質💖
『Grateful』
これを聴いてひと聴き惚れ。私の好きなしっとりR&B女性ボーカル。聴いた時は、久々に正統派きたな。と思った。だけど
『Do Not Disturb』
これを聴いたら疾走感があって、まだ若い方かもと想像したり。
『I Wish I Missed My Ex』
この動画はもう700万超再生されていて、さすがイギリスで期待されてるだけあるなぁ。これでまだハタチって、末恐ろしいわ。笑 ギターと掛け合うフレーズがイイ。
他、気に入った曲。
・I Remember
・Sober
イギリス出身と聞くと思い出す女性アーティスト
個人的に、同じイギリス出身の女性歌手エイミー・ワインハウスが27歳で亡くなった喪失感を、マハリアで埋めている気分。全くベクトルは違うけど、同じ国という括りで見ると、どうしても思い出してしまう。
マハリアはどちらかと言うとコリーヌ・ベイリー・リーが好きな方に受けやすいと思う。コリーヌの方がオーガニック、ナチュラルで、マハリアはR&B寄りのイメージ。エイミーはレトロソウル、というかエイミー。笑
マハリアは13歳にしてメジャーレーベルと契約しているので、今の状況はなるべくしてなったと感じます。
表現の極みに存在する人の心の内
エイミーの喪失は痛すぎるし、マイケル・ジャクソンも、ホイットニー・ヒューストンも、もう挙げたらキリがないけど神様が与えたとしか思えないような、人間の表現の極みに存在する人は身を削りすぎる節がある。
先日読んだ極北で主人公メイクピースも言っていた、人の体は強い、弱いのは心だ、と。何かに全く依存せず生きるのは至難の技だ。だけどやっぱり、バランスを取らないとその至高の表現も今を生きる人たちに伝わらない。(死を以ってしてなお、何かを伝えてはいるけれど。)
安心して見守れる
だいぶ話が逸れてしまってごめんなさい。笑
マハリアは、そういう意味ではなんとなく安心して今後見守れるアーティストな感じがします。まだ若いということも相まって。注視できる音楽がまたひとつ増えて、嬉しいです。
今年2019年は、サマソニに出演するそうなので日本でもより認知度上がりそうですね♪聴きに行けたらな〜〜