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2019-06-04

チェック!私の親ってもしかして…毒親?漠然とした不安から抜け出す為の良著3冊。

なんだか生きるのが息苦しい。友人の親を見ると、自分の親とは違ってとても子供に優しく驚いた。親に会う度になんだかどっと疲れる。毎回傷付くことを言われる…。

自分の親ってなんだか普通と違うかも。これが俗に言う「毒親」…??

はじめはそれすら分からないものです。でもそれは分からなくて当然です。家族とは自分が属する生まれて初めての狭い社会グループ。全てがまっさらの状態で吸収していくので、それが自分のスタンダート・基準となってしまう為です。

毒抜きのきっかけとなった1冊

私が自分の親が毒親・毒母とはっきり気付いたのは大学を出た直後の23歳頃でした。言いようのない閉塞感に毎日窒息しそうな中暮らしていたけど、それが普通だと思っていたので特別何かを気にすることもありませんでした。

しかしある日立ち寄った本屋さんで、

この本がふと目に入り、手に磁石が付いたように引き寄せられ、迷う間もなく購入していました。一気に読みました。完全に当てはまっている。しかも1つや2つなんかではなく、色んなタイプを網羅していくつもの項目に当てはまってるじゃないか!これってかなり重症じゃん。笑 と、絶望を通り越して本当に笑けてきた自分を今でも覚えています😅

冷静に・公平にチェックできる

自分の親が毒なのかどうか、まずはチェックしたい人も多いと思います。(私に言わせると、「チェックしたい」と思った時点で残念ながら既にボーダーは超えていると思います。なぜなら健全な親だったら、毒親かも?なんて脳裏をよぎることすらないと思うので。。)

チェックにうってつけのこの本は、Amazonのレビューを見ても分かる通り毒親理解の入門としては最高に分かりやすいです。割とよくあるコントロールばかりする親から、暴力を振るう親やアルコール依存症の親まで大きく7種類、その中でも細かく細分され、悲しいかなバリエーションは本当に豊かです。それぞれの項目にチェック事項がふんだんに用意されているので、きっと役に立つでしょう。

許さなくていい。まずは現実を受け入れる。

今思うとそれまでは、自分の親は普通だと思い込みたい、毒親だなんて認めたくない、と見て見ぬ振りをしていたように思います。でもこのスーザンの本を読んでから、それは不可能だと悟りました。

この本の最終的な結論としては、親と「対決」することをお勧めしています。私は予期せずその「対決」に至ったことが過去あるのですが、結果は虚しいものでした。全ての毒親持ちにお勧めできるものではないと思っています。

対決までいかなくても、自分の親は毒親だと全面降伏し、客観的に一旦事実を自分で受け入れる。そこから、本当の毒抜き、デトックスがスタートする。

初めてこの本を読んでからもう10年が経過しています。まだまだだけど、昔の自分と比べると今はだいぶ生きやすくなりました。ミニマリストなので書籍は99%断捨離しましたが、この本は数少ない手元に残した組です。たくさんの文章に線引きがされています。何度読み返したか分からないです。それだけ私のバイブルとなっています。

原因不明の胃もたれより、「逆流性食道炎」と診断された方が対処しやすいように。

以下紹介する本が父ではなく母に偏っていてごめんなさい💧

これを読んで、母の子に対する全ての理不尽な言動は、自己愛性パーソナリティ障害から来るものだと私は確信することができました。言いたくないけど言っちゃうと、要は病気が起因したことなのです。医師によるものではない安易な診断にはリスクが生じることも承知の上です。

仕方なくないけど、なんかもう仕方ない。許せはしないけど、私は良い意味で諦めが付きました。(それでも苦しい時は苦しいけどね)

共感は現実を受け入れる一歩

こちらはもっとも〜っと、ライトで初心者でも分かりやすいです。日本人著者なので読みやすいです。共感することで、私だけじゃないんだと思え、現実を受け入れる1歩に繋がる。

対処法もシンプルで実際のコミュニケーションに取り入れやすいものが多く、まさに入門編。今回紹介した3冊の中で1番易しいです。

<おわりに>自分で自分を救おう

以上、親がしんどくて、漠然と不安を抱えている人にオススメの3冊でした。

この問題はリアルの友人に相談するにも、かなり相手を選ぶかと思います。今は本当に「毒親」という言葉も存在も世間に認知されてきて、ブログとかも多いですよね。なのでそういうサイトを上手に利用し情報を集め、この記事のように紹介されている本を読んでいくことで、必ず自分で自分を救うことができます。

今私が読んでいる自分育て用の1冊も、今のところかなりいい感じなのでできたらまた紹介したいと思います。

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自尊心が低くてお困りの方はこちらもオススメ。→【たった1つだけ】毒親・厳しい親に育てられた人がセルフエスティームを高めるのに必要なシンプルなこと




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