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2019-05-16

フランス・スペインひとり旅の裏話

気付いたらピコレーザーの投稿から1ヶ月以上経過してしまった。

その間特別な報告があるとすれば、ひとりでパリ・ニース・バルセロナへ旅してきたこと。6泊8日、ツアーではなくフリーで行ってきました。主たる目的はやっぱり食べ物とワインについて。(カジュアル)レストランはもちろん、現地オプションアクティビティでワイナリー巡りやスペイン料理教室に参加したり。詳細はインスタのプロフィールに、ハイライトとしてまとめているので良ければ見てみてください。

海外は今までもインドネシア、グアム・サイパンやオーストラリア、ロンドン、イタリア辺りに行ったことがあるがどれもひとりではなかった。ずっとずっと、ひとりで行ってみたらどうなるだろうと興味があった。この度満を持してその機会に恵まれ、晴れてテイクオフした訳だ。

旅行中の2大トラブル

結論としては(旅に結論もへったくれもないが)今すぐまた行きたい気持ちになるくらい、しっくり来たし次から次へと興味を掻き立てられるものだった。そして我ながら笑えるのだが、もちろんトラブルもあった。大きく2つ。クレジットカードを失くしたこと。バルセロナ市街地、道のど真ん中でずっこけたこと。この2つ。

クレジットカードが家出

カードについては最終日の最後の最後、バルセロナ空港にいざ行かんとする時にミネラルウォーターを自販機で買う時に気付いた。まだ宿泊していたホテルに近かったので、とりあえず心を落ち着ける為に戻ってロビーに座り、「落ち着け…大丈夫だ…」と100回くらい自分に言い聞かせながらバッグの中を今一度チェックし、それでもなかったので国際電話でVISAに掛けようとする。もう電話代なんてどうでもいい!

しかしなぜだか上手く一向に繋がらない。15分くらい試行錯誤したかなぁ。フライトの時間までは十分にあったけれど、それでもこういう時ひとりで足掻くのはちゃんと時間を区切った方がいいと見切りを付け、緊急事態をフロントマンに英語で伝えるという試練に立ち向かう。

救いの手

その時のフロントの神対応と言ったら…もう、何日も降水がない広大な砂漠に大雨が降った時くらい(そんなの経験したことないけど)人間の優しさにカチカチに固くなった心がしなやかに柔らかくなった。

「我々に任せなさい。こういう時の為にいるようなものだし、慣れている。」ドアマンのおじさん、マジで痺れる。あと失意と落胆と焦燥感でいっぱいの私の前に、突然メタボ気味のフロントマンがでっかいハートのグミが詰まった大皿を抱えて現れた。そしてそのピンクのでっかいハートのグミを私にくれた。この時のグミは今まで生きてきた中で一番美味かった。

とりあえず国際電話はフロントの電話からなんとか繋がりすぐにカードの使用中止手続きをしてもらった。当初の予定では高速バスで空港まで行くつもりだったが、呼んでもらったタクシーで警察に紛失届を出してから向かうことに。

タクシーのおじさんとの会話で今起きた事の顛末を話すと、カードだけ?パスポートは??と聞かれカードだけだよと伝えると、まるで自分の事のように胸で十字架を切って「ハレルヤ!ハレルヤ!!」と言ってくれた。可愛い。

警察署では紛失届1枚を作成するのに1時間半近く待たされ、流石にちょっと疲れた。私以外にも同じような人がたくさんいた。ほぼほぼパスポートをやられた組だ。紛失届は、もし不正利用があった際に事務手続きがスムーズに運ぶという理由でVISAの人に指示されたのだった。

そこにしかないもの

今回の旅行で、ここには書ききれないほど素敵なこと、景色、人、食べ物に出会った。でもこの一件はブログにしかと残さないとと思った。

素敵な経験はお金を払ってまでしたいと思うけど、ピンチにお金を払うことは普通絶対にない。でもそこにはそこにしかない風景があり、感情がある。いやもちろんできることなら避けたいのだけど、これも私の血となり肉となると思うと、フロントマンたちの頼もしさ、タクシーのおじちゃんのハレルヤ、パスポートを失くしてうなだれた人たちの湿度、そういうの忘れたくない。

大の大人が道のど真ん中で派手に転ぶ

バルセロナの市街地でずっこけたのは、スケジュールをタイトに組みすぎて早足で歩いてたら、石畳につまずいた。でもこの時も、近くのベンチで座ってた女性がしばしフリーズしうずくまってた私に声を掛けてくれた。手から落ちてその辺にひっくりがえってたiPhoneも拾ってくれた。

保護ガラスシートが欠けただけで済んだ。怪我も膝の擦りむけと青アザで済んだ。足首も軽くひねって最初はジンジンしてやばい捻挫かなと思ったけど、すぐに痛みは引いた。ハレルヤ。

道のど真ん中で転ぶなんて、何年ぶりだろうか。一度20代の頃酔っ払って地下鉄の駅中で転んだことあったなぁ。あの時は東京人誰も助けてくれなかったなぁ。笑 その時を除外すると小学生ぶりである。恥ずかしいというより自分どうした、と心配になった。

あえて書く

向こうの美しさは各国森羅万象、もう語り尽くされたと思うくらい色々な情報が巷にあるので、あえて今日の記事です。

とにかく歩きタバコがひどい。そして吸い殻のポイ捨て。ヨーロッパの美しい街並みも、向こうの人にとっては生活の一場面であることを思い出す。

トイレがカオスすぎる。便座がないはデフォルト設定かの如く。イタズラされることが多いからはじめから取ってるらしいが、便座にできるイタズラってなんだ?笑 出くわす度にスキーの直滑降姿勢で事を済ませるのだが、多分大腿四頭筋ちょっと鍛えられたと思う。清掃が行き届いていないにも程があるし。いや…日本が綺麗すぎるだけなのかも。

パリっ子が言ってたのは、この国の人たちは自分たちの家の中はとことんこだわり綺麗にするけど、外のことはどうでもいいの。個人主義なんだ。ってことらしい。ふむ・・。

あーあとパリのメトロは、電車が停止する前にドアが開き始めます。確かにその方が早いけど、早いけども。笑 書いていると色々思い出してくる。

そして良くも悪くも、基本的に日本人の謙虚さや遠慮も持ち合わせていないので、会話のやり取りがストレートすぎてビビることしばしば。まぁそれもたった1週間だけどどんどん慣れていった。

あと…これは本当に私の体感レベルなんだけど、見た目アジア人だから西洋人からしてみると、私が日本人なのか中国人なのか韓国人なのかそれとも?分からない訳です。そこで、私が日本人とわかった途端、「あぁ、日本人ね!そういえばこの間〜・・」ととてもたくさん色々な話題について話を広げてくれたこと、幾多。

他意はないよ。だけどシンプルに日本ってやっぱりヨーロッパで人気なんだなと思った。1度、「カルロス・ゴーンについてどう思う?」とフランス人に聞かれお互いカタコトの英語で意見交換をした時はすっごく楽しかった。笑

残された謎

それにしても、カードをどこで失くしたのかもしくは盗られたのか、未だにはっきりしない。海外旅行のマニュアル通り現金は最低限しか持ち歩かず、カードとパスポートは服の下のウエストポーチ内。カードはVISAとJCB(海外弱いけど)の2枚持ち、VISAだけが無くなってた。

多分最後に使ったのはメトロで切符を買った時。カード取り忘れたのかなとも思うけど、日本的感覚からすると抜かないとピー!ピー!ってかなりうるさいじゃないですか。でもバルセロナメトロの発券機にはそのような機能はなかったのかな。いやあったから抜いたと思うんだけどな。ウエストポーチのチャック閉め忘れたかな。うーん。

後日利用明細をチェックし続けているけど、不正利用はなし。とりあえず良かった。

総括

今回の旅は、したいことをちょっと詰め込みすぎた。肉体的(足腰、睡眠不足)にハードだった。なので最終日に向けてトラブルが起きガタガタでした。笑 次回はもう少しゆとりを持たせることを肝に命じた。なんたってひとりだからね。何が起きても守れるのは自分しかいない。その先で、現地の人に頼ることはできても。

できることもたくさんあるし、できないことももちろんたくさんある。それ以上でも以下でもない。それが私なのだと思いました。過度に自分を卑下する必要はもちろんないし、だからと言って自意識過剰も変。

私の場合極端に自分を評価しない癖があるので、今回の旅でまぁ場所が日本じゃなくてもそこそこ何とかさせることが出来ると分かり収穫です。

誰かと経験を共有する喜びももちろんあるけど、どこまでいってもひとりで自分のフィルターに集中し、100%味わい尽くす醍醐味。ひたすら自分の心の声に耳を澄ませる旅。感動した時に思い浮かぶ、大切な人の顔。

あぁ、もう旅に出たい!

お気に入りの写真たち

・火事が起きる1時間前のノートルダム大聖堂

・ディナーレストラン@パリ

・ニースの田舎にある教会

・ニースのオーベルジュ

・ニースの小さな村、白猫

・ワイナリーの葡萄畑@ニース

・ディナー前菜@ニース

・ランチワイン@ニース旧市街

・地中海

・サグラダファミリアの塔の中からの景色@バルセロナ

・バル巡り。本場のTapas!

・バル巡り。ピンチョスTapas!

・スペイン料理教室。パエリア。

・戦利品4本。(持込み3本までなので1本オーバー。関税はたったの200円で済みました)

See you soon Europe ♡




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