<カテゴリは4つ>ミニマリストのキッチン断捨離、の前に【料理と自分の距離感】を測ることが大事。
ミニマリズムと料理の相性は決して良くはないと思う。単純に作りたいもの、作る対象人数が増えれば増えるほど物の量も比例して増えるからだ。そして何より本人の食に対する興味の度合いによってそれは大きく左右される。
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カテゴリ別・ミニマリストとお料理の距離感
今現在、私は服の断捨離にいよいよ最終段階のメスを入れているところですが、ふと、料理(調理グッズ、食材、皿等)に関してはミニマリストたちはどうしているのだろうと疑問に思いました。
ざっと調べたところ大まかに以下のように分別できそうです。下にいくほどこだわり有りタイプ。
① 1日1食や、決まったものだけを食べあとはサプリで補う
② 必要に迫られ・義務により献立を固定化している
③ 料理好きでこの分野だけは非ミニマムと決めている
④ 料理にこだわりがあり、オーガニックなものしか口に入れないストイックなスタイルを徹底する
スーパーでの買物から洗った食器を棚にしまうまでが料理
料理は、献立を決めるまで考え悩む時間、食材の仕入れから調理をする時間、食べて片付けをして、もし保存するならその料理や、余った食材の消費期限と在庫管理、その日作った料理の振り返りなどなど、かなりの時間と労力を使うものです。
これらを甘く見積もっているとどこかのタイミングで必ずミスが発生し時間が取られ、ミニマリストとして生きる自分にとって果たして本当に料理という作業は必要なのだろうか?と自問する瞬間が訪れることでしょう。
昔の人は料理が自分のリソースを消費するものだから削減しようなんていう、発想にすらならない環境と価値観だったのだと思います。
ですが今は違います。お金さえあれば、そこそこ体に良い出来和えのお惣菜を買うことができます。アウトソーシングだってできます。もちろんそれでも他人の作るものなので、信用するかは自分次第ですが。
距離感をはかってみよう
節約が好きで、料理も嫌いでない、もしくは家族がいて必要に迫られるのであれば②あたりで落ち着くのでしょう。
料理に興味がない、もしくは苦手・嫌いなら①。
④のようなこだわりを持っている方も、中にはいます。①②と④の中間が、③といったところ。
③の人の一例→ミニマリストと料理の両立【キッチン用品&収納を全公開】一人暮らし×ミニマリスト×料理好きのお台所。
あとは、②と③の間に(料理は普通)という文字が見えなくもないです。笑
ミニマリスト兼フードアドバイザーがそれぞれのスタイルに抱く率直な感想
①②の人たち
調べていて思ったのが、特に①②の考えを持っている人は「将来的な健康」という観点と知識がごっそり抜け落ちているパターンが多いということ。(全てがそうではありません。)
中には気にはしていて自炊をしているのですが、投稿されている写真を拝見すると加工肉ばかりで野菜は1〜2割。食べているだけまだ良いのですが、惜しい!もう少し自然の食材も取り入れるとさらにベターとか、ひとり思ってました。ウィンナーやベーコンを、豚バラや鶏モモに変えるだけで良いので。んーでもそうなると今度は消費期限管理が付きまとうものね。。
料理へのリソースが無駄、その資源を使いお金を稼いだ方が良いという人も、塩分の過剰摂取で人より早く高血圧や心臓病になり将来的に医療費がかかることを少し想像してみると良いかも。
まーそうは言っても私もスナック菓子とラーメンをこよなく愛していて、突然夜中にピザが食べたくなり注文するような破滅的な一面を持ち合わせているので、偉そうなことは言えないんですけどね。
いくらタバコを吸っていても癌にならず100歳まで生きる人とかいるし。長生きに興味がない人だっているでしょう。
でも、もし大切な人がいる場合、その人はあなたが病気になり早死にしたら少なからず寂しいし悲しむはずです。看病や介護も大変です。
④の人たち
④は正直お金がないと実現が難しい。そしてオーガニック食材への信仰が強すぎて他を受け付けていない人が多いですね。何かを熱狂的に信じると人は強く生きられることは一方で事実なので、それを否定はしませんが、きっと私はお説教されるんだろうな。料理講師の風上にも置けないと。
全体的にはミニマリストは食に執着のない人の方が多そうだけど、以上フードアドバイザーとして感じている雑感でした。
私は③。
ところで私は③ですが、ちょっと好きか、かなり好きかで持ち物や費やする時間もかなり大きく異なるはずです。
スペック
・料理はなかなか好き、美味しいものは超絶好き
・でも料理に関する調理器具、お皿はなるべく少なくしていたい
・料理への労力はある程度出すが、無駄を削ぎ落とし効率を重視したい
・見た目や盛り付けは少しだけ気にする
・作りおきに頼りきるのもつまらないと感じる
・かといって毎食0から手作りは自分の心身キャパシティ的に不可能だと知っている
こう羅列すると面倒な女だなぁ。
これくらい微妙な立ち位置の料理・食好きがこの世にひとりぐらいいてもいいんじゃないかなという思いで、仕事をしています。世界が0か100だけになったら大変だからね。
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キッチンの断捨離は、自分のカテゴリを知ってから
今もしミニマリストとして今後お料理とどのように付き合っていきたいか考えている人がいれば、まず自分は上記4つのカテゴリのうちどこに分別されるか判断してみてください。
その上で、キッチングッズの断捨離、そして買い出しの回数や作りおき料理の割合を決めると、楽だと思われます。
よく全体像を把握しないまま主観だけで走り出すと、余計なつまずきが増えてしまうので😅(経験済み)
次回はこの記事の続きとして、立ち位置③の私の具体的な調理スタイル等を紹介する予定です。