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2019-02-15

ミニマリストが本を全て手放しKindleを選んだ理由

去年の初めに、本とCDを全て売りました。記録し忘れたのでだいたいですがそれぞれ100冊/100枚以上あったと思います。流石に店頭に持ち込むには多すぎたので、箱に詰めて送る方法を使いました。

実家を出てから15年、増減はありましたが引越しの度に持ち歩いてきました。常にダンボール3〜4個分です。

CDを売ったことに伴い、CDコンポも売りました。本もなくなったのでその分の棚も不要になります。

全て愛着のあるものでしたが、決断できたのはその全てがデータ化できていたということが理由です。音楽はiTunes。半端なく聴くので、迷いなくApple Music聴き放題の月額980円を契約しています。

Kindleを愛用中

本に関しては、私は基本的に1度読んだら読み返すことは滅多になく、所持している意味がほとんど自己満足であるとは薄々気付いていました。手放す時はかなり勇気が必要でしたが、以下Kindleのメリット・デメリットを天秤に掛けた時、シンプルにメリットが勝ったので手放すことができました。

デメリット

・読み終わった後売れない

メリット

収納の必要がない

・本を持たなくても外出先で読める(持ち物が少なくて済む)

他にも細々とありますが、大きな内容は上記の通りです。

Kindleを選んだ全ての理由は「ものが少なくて済む」ことに集約できます。唯一、読後ブックオフに売れないことだけが最後まで引っ掛かっていました。ですがそれもある言葉に出会って考えが変わりました。

本は旅と同じ。本を買うお金は旅行代金と同じようなもの。

本という経験をお金で買っているのだと気付きました。旅も一度きりですよね。それに払うお金をもったいないとは思いません。読後売れないことについては、売りに行くのも時間と労力を使っているし、その分のリソースは他の大切なことに当てようと考えを転換させました。

読みながら線を引いたりするタイプですが、Kindleにもそうした直感的なマーカー作業ができるようになっており、文字の検索もできるし、気になった文章にメモを追加することもできます。そしてそのメモだけを一覧で見ることができたり。

気が利いた仕様が多く私の満足度は高いです。

何かを得るには何かを手放さないとならない

紙の本にしかない良さもありますよね。でもミニマムな生活を選ぶには、反対に何かを選ばないという選択が不可欠です。そこはドライに。

しかし寝違えた首が痛いのなんのって。寝違えって打てる手立てが少ないからイヤ。

今週は久々にお料理レッスン予約のない週末です。やっぱり予約頂けるのってありがたいなぁと思うと同時に、またちょっと自分をバージョンアップさせられる、良い機会だなとワクワクしている。

先日約10年ぶりに、大学時代〜社会人ちょいくらいまで書いていたブログにログインした。様々なサイト・サービスのID&PW管理手帳を眺めていて、余計なものを削除したり退会する作業の一環で。宮城に一度帰ったあたりから、放置してしまったブログだ。あの時期色々あったもんなぁ。100記事くらいあったんだけど、なんだか今読むとどれも結構面白くって、一気読みしてしまった。

お風呂2日入ってないやばい、とか我ながらまずい夕飯だった、とかバイト寝坊した、とか。7割は音楽紹介の投稿だった。

そして22歳の時点で「本当に大切なものって、案外少ないのかもしれない」とか「肯定は最大の傍観」とか書いててちょっと感動。

自分は、自分が思っている以上に魅力的な一面があるのかもしれない。と、半信半疑ですが少しそう思えた33歳の今。

そのブログは潔く削除した。過去があって今の自分がある。このまま進もうという確信。




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