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2019-01-28

何かを始める時よりも、やめる時の方が勇気がいる

 

年明けからしばらくは、レッスンのご予約が続き駆け抜けました。回を重ねる毎に内容がブラッシュアップされて、気付きの多い日々でした。

やっぱり私の思う以上に超が付くお料理初心者さんは困っている。さらにそれぞれ性格の違いもあり、大勢で参加するお料理教室が向いていない人だっている。しかしマンツーマンはどの料理教室も値が張るのだ。それで二の足を踏むという更なるハードル。

そんな迷える子羊さまに私が少しだけ道案内をしたい。道なき道を、草木をかき分けて歩いたあと。綺麗に整備したので今はもう安全です。大丈夫、こっち。安心して付いてきて!

こんな心境でレッスンしています。

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予約がひと段落すると、ずっと後回しにしていた複数のto do完遂に精を出しました。そして少し余裕が出ると、いつもの如く突如部屋中の不要なものにアンテナが立ち始める。

それでも最近は、「不要なもの」というよりはバージョンアップしたものへの「交換」が多くなってきていると思う。たとえば長らくなぁなぁで使っていた時計、これを一旦売ったあとその資金で最高に気に入った時計へ買い換えるとか。

私、何気に時計が好きなようで5〜6本持っていた。その日の服に合わせて選ぶのが好きで。でもこれをなんとか4本に絞りました。

こういった自分にしか分からない細かな身の回りの部分を整えていくと、自然と心も落ち着いてくる。この感覚がとても好きだ。

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某国民的人気男性アイドルグループが活動休止。何かを始める時よりも、やめる時の方が勇気がいるといつも思う。企業が赤字なのに大きなプロジェクトを中止出来ずに、そのまま倒産したりすることがいい例だ。

判断力、決断力、そして一番足かせになるのではと思う「変なプライド、意地」を捨て去る冷静さ。何かをやめる時、これらが必要だ。

それでも続けることを選ぶのなら、せめて弱音は吐きたくないと思う。普段は弱音、愚痴が良いガス抜きになるけれど。だってやめない道を選んだのは紛れもない自分なのだから。強がるのも違う。やめない道を選んだ時の自分の為にも、現実を受け入れて建設的に淡々と生きる。

やめるにしても、やめないにしても、選択したあとは自分に嘘や言い訳をせず潔くいたい。

…安室ちゃん、今頃何してるかなぁ。笑 女前な生き方の彼女に、私は今でも刺激を受けている。

きっと某男性アイドルグループの英断も、ファンをはじめ色んな人に生き方の幅を体現していくのだと思う。

 

 




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