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2018-11-13

あらしのよるに@博多座と、国同士の歴史の軋轢について我想う。

先ほど、博多座で「あらしのよるに」を観賞してきました。インスタにもアップしています。

熱が冷めないうちに、感じたことを。

印象に残ったセリフ

・「己を信じるのだ。そのうちに、お前を信じる友達が集まるから。(がぶが昔いじめられていた時、がぶのお父さんが諭してくてた言葉)」

・「だって、、、友達だから。それ以外に理由なんてない。(ヤギのめいが、周囲にがぶである狼は敵なのになぜ慕うか問われた時の言葉)」

グッときました。シンプルな言葉に重みと深みがあって胸にズシンと響きました。この2つのセリフに心が動いた理由は、自分の信念と似通っているからに他ならないです。

がぶ役の獅童さんも先日のNHKのインタビューで「セリフを口にする度に自分の胸にも響いている」と仰っていて納得です。

獅童さんは過去プライベートで色々ありましたが、以降真摯に俳優として歌舞伎に向き合って来られたからこその、今なのだと思います。努力なしに、あそこまで観客を惹きつけて博多座に足を運ばせないことでしょう。

過去のことをみて未だ非難する人もいるようですが、私だって正面切って真っ当な人生を歩めているかと言われると微妙なところなので。笑 「今」がんばっている人のことは応援したいと思います。

人生白黒だけに分けられません。グレーもあるグラデーションだと思うのですよ。

*

伝統芸能は全くの無知なのですが、絵本を基にした新作歌舞伎なのでそんな私でも楽しく観ることができました。ちょうど後ろに、「◯◯屋!」と声がけをする人がいて一瞬ビックリしました。調べたら、これは「大向こう」と呼ばれる屋号を声がけて応援する人のことのようです。

獅童さんだけがすごいのでなく、何十人も演者がいて大道具や衣装も見ものだし見得を切る演技等、とても見応えがありました。

休憩を挟んで約3時間、私は一番リーズナブルな席で5,000円でしたがそれ以上の価値があったように感じます。この先何度も今日観たことを思い出し、私の血となり肉となることでしょう。。。!そう思うとこういう時間はとても濃密です。

歌舞伎の始まりはざっくり400年前の江戸時代。現在ユネスコ無形文化遺産に登録されています。本当に貴重な芸能に触れられた良き秋の1日となりました。

1ヶ月前に予約した自分、ナイス👍💫

ところで話は似ていますが少し変わります。

このところ某人気韓流男性グループが原爆Tシャツを着ていたことで問題になり、メディアは大騒ぎです。私はK-Popが大好きなので(今はどちらかというとK-R&Bかな)複雑な心境です。

この類の騒動を目にするといつも思うことがあるんですね。

【「絵画、音楽、建築物等々の文化、スポーツは国や宗教を超えるもの」。

超えるものであり、そこに国や宗教の違いを一緒にして考えて、素晴らしいものを受け取らざるべからず。】

と。

だけどもやはり人間が創り出し感受するのも人間である以上、戦争が絡む事柄に対してはせめて気遣いは必要だと思う。。

BTS(言っちゃった)が所属する事務所は、韓国の大手芸能事務所から独立した人がトップで、急に売れてまだそこまでのリスク管理ができていなかった故の今回の騒動というのが個人的感想。

国に対して好き嫌いを持つことに対しては、本当にそれぞれ経験があり考えがあると思うので私は否定はしません。

だけどね、フィールドが世界である以上気遣いだけはね。。

ほんとせっかくの才能と努力の賜物なのにもったいない。

*

今日歌舞伎を観ていて、素晴らしいものは歴史も言葉の違いも超えるのだと壮大な力を感じました。と同時に、最近問題になっているニュースが頭をよぎった次第です。

そしてドアドア30分で歌舞伎を観賞することができるこの福岡という地に、さらに惚れ込んだ今日この頃です。




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